風立ちぬ

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今日は、風立ちぬを、博多までみにいく予定でっす!



最近おもうことですか?何で、私、最近は、お酒を飲む度に失敗して帰ってきているのだろうか。。と。。


まぁ、それはさておき今日はいい日で、今年、ずっと考えていた、友池理絵個展の開催がやっと決定して、心底ほっとしたのと、やる気まんまんなのとですね、(今年の秋ですね。また、これについては書きます。)


今日は、前から何となくはいってみたかった、阪急のくうてんで、映画がはじまる前に食べたカレーが美味しかったり、信じられない、一目みて、これはかわいい!!とおもった、セシルマクビーのワンピースをわりと安く買えたり、IAFの、江上計太のロック講座の、マニアックなロック鑑賞会がおもしろかったり、とにかくいい日だったんですが、今日書きたいのは、映画、風立ちぬです。


私、スタジオジブリの映画が好きで、近年は、映画館でみることにしているのですが、風立ちぬは、とにかく、自分の友人知人が、よかったとずっと、文章に書いたり、自分の知人に会って、この人はセンスあるなぁという人が、よかった、今までの宮崎駿作品の中で、自分は一番だ、とよく聞くことがおおくて、評判がいいので、みるのが楽しみだったのですが、いや、これは素晴らしかったです。


自分がここがいいなぁ、と、おもうとこは、宮崎駿が飛行機好きなのは知っていたのですが、もう映画の至る所に、その飛行機に関する偏愛が伝わってくる、というか。

やっぱ、飛行機が好きな人じゃないと、あんなに、飛行機の作画ができるわけなくて、映画の中で描かれる飛行機がとてもよかったです。

あと、宮崎駿作品のここが好きっていうとこは、実は、宮崎駿作品は全然物語のつじつまがあってなくて、不条理で、その物語に回収されていくことのできなさ、というのが素晴らしい。


映画の間、いま、論議が起こっている、喫煙のシーンですが、この映画、結構、喫煙のシーンが、物語の、キーポイントになっているんです。ちょっと、関係のない話なんですが、私は、実は、昔、20第のときは喫煙をしており、30歳になったとき、記念に喫煙をやめたのですが、(ちなみに銘柄は、ジタンブロンズと、キャスターマイルドをよく吸っておりました。30歳からは、もうよっぽどのことがない限り煙草は吸わないことにしています。実は、喫煙がかなり好きで吸いすぎてしまうチェーンスモーカーだったのと、お金がかかりすぎるのと、アートの現場ではそうなかったですが、一般の社会で、女性の喫煙に対しての風あたりがすごくてですね。。まぁ、正直、煙草は美味しかったですよ。今は、もう全然すわないですけどね。)煙草を吸う、間にする話があったりとか、昭和の男性には、煙草を吸うというのは大人になるというか、たいそう粋でかっこよかったはずなんですよ。あと、奥さんの前で喫煙するシーンがあって、そこが一番問題あるんでしょうが、あれがキーポイントで、二人の関係や、その後の出来事に、私、関係あるシーンだとおもっていて、あのシーンは、私、よく描写していてすごいなぁ、とおもっているのです。


風立ちぬは、私、友池さんにぴったりの映画だといわれたり、菜穂子という、ヒロインをみたら、私をおもいだすとよく言われていたのですが、私自身は、あんなに綺麗どころでも、凛とした生き方もしていないのですが、でも何となくわかるなぁ、と、いうのが、映画の中で着ている服の好きな感じの趣味が私と、非常によくにていたり、多分、奈穂子は絵描きなんですが、ロマンチストで夢みがちなとことか、病弱なとことか、性格の自由度の高さとかね、あと何か、幸薄いとことか、なんか、やっぱ、私とかぶるんです。

あ、奈穂子はジブリ作品中、かなり魅力的なヒロインだから、こんなことを書いたらかなり、それは違うだろうとか、ぜんぜんにてね〜よとか言われそうですよね。笑。

で、これまた、二郎が、いかにも、私が好きになりそうなタイプの主人公なんですよ。笑。夢追い人で、特殊な才能がある男性で、気品があってね。笑。

この映画は、とにかく、ラストがとにかく素敵なんです。私、ラストの一言を言ってほしいって言われたくらいなんですよ。笑。絵描きの女性には、みな夢があるのかしら。

ジブリの映画史上、これが、大恋愛を描いた、とにかく上品な、ファンタジーで、シンプルな映画ながら、色々な人物の人生が交錯していく美しい映画です。

私は、ジブリ宮崎駿作品の中では一番好きです。

素晴らしいの一言。

絵描きの視点でいうと、ジブリの作画は本当に素晴らしいです。植物の描き方、映画の中のフアッション、飛行機、とにかく、絵がね、アニメーションって、とにかく枚数たくさんいるのによく、描きこんであって、手抜きがないのです。


映画は芸術ですね。


最近は、自宅で、映画をみたり、映画館に、映画をみにいく、休日の過ごし方を楽しんでおり、これは、自分の絵を描くことや、芸術の勉強になっていて、みる度に、自分は、地方のしがない、アンダーグラウンドな美術作家なのですが、はげみになるというか、映画という芸術に自分は最近、泣けてくるんです。

あまりにも、芸術性が高くてね。


風立ちぬ、私、おすすめの映画です。とくに、ジブリ好きには必見だとおもいます。